学部実習生

ルビー・ブレイシャー
カリフォルニア大学バークレー校人類学科三年次在籍。専攻は人類学で副専攻として美術史を学ぶ。2019年度から引き続き、東アジア考古学研究室にて植物考古学的分析作業に従事し、2020年にはリモートで積極的にURAPの活動に参加している。

ロザリン(ロージー)・フェイ
(代名詞はshe,her,hers) カリフォルニア大学バークレー校にて人類学と教育学を専攻。台湾とカリフォルニアにルーツを持つ。国によってどのように教育制度の評価や実践が異なるのか、また人類学がアメリカの中等・高等教育のカリキュラムでどのような役割を果たしうるのかに関心を寄せている。カリフォルニア大学バークレー校の学生グループである 人類学科学部生協会(Anthropology Undergraduate Association)の共同代表を務める。

齋藤はるか (さいとう はるか)
カリフォルニア大学バークレー校人類学科在籍。日本人留学生として正規留学中。主に東洋思想や文化を学ぶ。東アジア考古学研究室では、御所野遺跡出土の植物遺存体などの分析に携わっている。

ジェリー・ワン
カリフォルニア大学バークレー校にて経営学と宗教、文化、思想などを中心に東アジア学を専攻。東アジア考古学研究室では、遺跡の土壌サンプルから炭化物、植物遺存体を同定する作業に取り組んでいる。
大学院生スーパーバイザー

サンドラ・オセゲラ
カリフォルニア大学バークレー校人類学科博士課程在籍中。 メキシコ政府によるUCMexus-CONACYT 博士奨学生 (UC Institute for Mexico & the US-National Council for Science & Technology Doctoral Fellow)。メキシコ国立自治大学学士(ラテンアメリカ研究)、スタンフォード大学修士。主な研究テーマは、アグロエコロジー、先住民族による環境運動、脱植民地化。博士論文では、考古学と民族誌データの両者を用いて、メキシコのモレロスにおける先住民族の在来知・農業知の研究を行い、その成果に基づいて持続可能でレジリエントな景観管理と食料主権の確立を目ざす。2019年夏、カリフォルニア大学日本研究センターの支援により、岩手県二戸市御所野遺跡にて羽生淳子教授のプロジェクトに参加。東アジア考古学研究室の院生スーパーバイザーとして学部生の管理・サポートを務め、土壌サンプルの分析から繩文時代の長期的な生業の変化についての植物考古学的検討に携わっている。個人サイト:https://soseguera.wordpress.com

西原 和代(にしはら かずよ)
京都大学大学院文学研究科博士後期課程在籍。専門は考古学、とくに日本考古学、環境考古学、植物を素材とした道具の物質文化研究。京都大学学士、京都大学文学研究科考古学専修修士(文学)、日本学術振興会特別研究員を経て、現在カリフォルニア大学バークレー校人類学科学生研究員として留学中。植物を素材とした道具と物質文化、人間社会と環境の関わり、在来知の活用に興味をもち、修士課程以降は遺跡出土・民俗資料両方のバスケットを研究対象に据え、縄文時代から人間がどのように周りの環境を手入れし、また適応してきたかを検討している。2011年以降日本と中国で新石器時代の遺跡を中心に遺跡発掘および植物質遺物の分析作業に取り組んできたが、カリフォルニアでは日本と北米のバスケットについて比較検討を試みている。研究室の外では地元コミュニティへのアウトリーチ活動にも取り組み、京都周辺では他の若手研究者と組んで出張講義やワークショップなども行ってきた。個人サイト:https://wordpressn4.wordpress.com